今回は京都の新築一戸建てが割増になる理由について、実際に建てて分かったことがあるので、共有します。
新築価格高すぎ?
マンションも高騰してると言われていますが、新築価格もだいぶあがっています。
数年前は京都市の新築価格が3000万円〜4000万代がメインでしたが、今や平気で5000万円代を超えてきます。
そんな中、なんでそこまで高くなるのかを自分なりに分析しました。
結論
家が建てにくい土地が多く、見積もり上、メーカー側で割増になる項目がたくさんあるからです。
郊外の2階建てと京都市内で建てる場合(間口の狭い3階建て)を比較すると、以下の項目で料金が割増料金となる要素があります。
- 準耐火仕様
- 防火準防火地域 防火サッシ
- 3階建て
- 美観仕様→建築確認申請
- 風致地域
- 前面道路幅
- 狭小部屋
- 間口の狭さ
- 2階の水回り
- 2階の浴室
- 水道管変更
- 歩道のブロックの切り下げ対応
そもそも京都市内は準耐火仕様、準防火地域となっていることが多く、それだけで使用される部材が指定されるので、割増料金になります。
坪数によりますが、これだけで100万近く変わる可能性があります。
また京都では風致地区、美観地区の設定があり、メーカー側でその対応および申請書類について割増料金を設定しているがあり、高くなります。
次は3階建てによる割増料金設定です。
京都では3階建てが多く、そのための追加料金が取られます。
また水回りが2階にあることがあり、その場合はまた追加料金を取られます。40万円〜ぐらいのイメージです。
さあらに京都は道路が狭く、前道の道幅が狭い場合は車両が進入できず、人力対応のため、前道の狭い物件ではよりお金がかかる形となります。
また京都は古い物件が多く、古家つきを解体し、新築を建てる場合において水道管の口径が13mmの場合、口径を20mmへ変更する必要があり、それもまた高くなります。
ということで、一般的な物件と比較して高くなる要素がたくさんあります。
これだけで平気で100万~200万円程度の料金は変わってきます。
京都で家を建てる場合は割り増し料金になる場合が多く、確かにお金はかかります。
自分の体験談をもとにローコストメーカーについて書いてみたので、興味のある人はどうぞお願いします。
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