こんにちは。
ぽよよ先輩です。
簡単に自己紹介します。
- 30代の会社員 (理系大学院→メーカーの開発)
- ローコストメーカーで家づくりを経験
- 家づくりで良かった点、後悔した点、失敗した点などの自分の経験を踏まえたアドバイスをこれから家づくりをされる方へ向けて、「家づくりの引き継ぎガイド」としてまとめ中
今回は高気密高断熱住宅の相場について
書いていこうと思います。
こんな人に読んで欲しい
高気密高断熱住宅に興味がある人
最近の住宅業界では
「高気密高断熱」
という言葉が流行っているせいか
高気密高断熱住宅の広告を
よく目にしたり耳にするようになりました。
さらにユーチューブでも
高気密高断熱住宅について
たくさん解説されており
高気密高断熱の重要性が徐々に浸透してきていると思います。
しかしながら肝心の費用については
あまり書かれていない気がするので
今回の記事では
高気密高断熱住宅の相場
について書いていこうと思います!
価格はあくまで推測の内容ですので参考程度にお願いします!
前提
高気密高断熱住宅って何?
という人のために
簡単に高気密高断熱住宅について紹介します。
といつつ厳密には高気密高断熱住宅の定義はないのですが
世間一般で言われている基準としては
- C値 1以下
- Ua値 0.46以下
このあたりかと思います。
ただ数字をクリアしていればいいという訳ではなくて
高気密高断熱住宅以下の3つの要素があって
初めて成立すると思います。
それは
- 設計
- 気密
- 断熱
です。
ということで
- C値
- Ua値
をどれだけつきつめようが
設計が悪ければ高気密高断熱住宅と言えないと思います。
設計は明確な基準はありませんが
- 夏に日射遮蔽
- 冬に日射取得
のコンセプトが満たされていると
高気密高断熱住宅と呼べるのでは?
と思います。
相場
次に相場について解説していきます。
ちなみにぽよよ先輩の家は高気密高断熱住宅ではなく
購入した経験がないので
あくまでも推測として書いていきます。
結論からいうと
最低でも30坪で
総額全部
- 地盤改良
- 建築確認申請費用
- 外構
- 家具
- 照明
などの諸費用をいれると
3000万円かかると思います。
(どんなに安くても2500万~3000万の間と思います。)
税抜きで最低2500万円台とかです。
2500万円の税抜きであれば
税込みで2750万円で
上の諸費用をいれると
すぐに3000万を超えると思います。
さらに断熱性能を高めて
パッシブハウスを希望する場合は
3500万〜4000万円とかかかってくるのはないでしょうか。
ぶっちゃけて言うと
なかなかのお値段がします。
ちなみに長期優良住宅〜ZEHレベルであれば2000万円以上といった金額と思います。
都会では高気密高断熱住宅は建てられない?
上の相場を踏まえ
都会では高気密高断熱住宅は建てられない?
という項目で書いていきます。
都会の定義ですが
坪100万を越えてくるような地域と想定します。(超都会です。)
もともとそんなところに家建てないよという人は多いと思いますが。
土地としては狭小住宅が流行っていますが
- 補修できる程度
- 民法上の隣家との距離 (50センチ)
を確保しようと思うと
土地の広さは25坪程度は必要と思います。
すると
- 土地で2500万〜3000万
- 建物で2500万〜3000万
とすると
5000万〜5500万円は最低限かかってしまうと思います。
(諸費用をいれると6000万円近くになるのでは。。)
となると↑のような大金を支払うことができる人は
- 共働きの人
- 大企業の勤め(役職あり)
といったように限られてくると思います。
実際はもっと土地の値段がする場合が多いので
都会で建てる場合は6000万~7000万程度かかっても不思議ではないです。。
となると今の現状で高気密高断熱住宅を建てる場合は
- 駅チカ
- 都会
このあたりをあきらめて
土地の値段をある程度抑えることができる場所で建てることが現実的と思います。
ということで
よっぽど経済的に恵まれている人以外は
都会で高気密高断熱住宅を建てることは難しいのでは?
と推測します。。
まとめ
以上を簡単にまとめますと
高気密高断熱住宅は
- C値 1以下
- Ua値 0.46以下
- 夏の日射遮蔽&冬の日射取得を考慮した設計
があわさって初めて成立し
相場としては
30坪で3000万程度(諸費用等全部こみこみ)かかってくるのでは
と推測します。
高気密高断熱住宅を実現するためには設計が大事で
現状として設計をきちんとおこなう会社はそれなりに値段がかかると思います。。
以上です!
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