近年のインフレとそれに伴う住宅価格の急騰、そして追い打ちをかけるような住宅ローン金利の上昇。「正直、こんな状況で一体誰が家を買えるのだろうか?」と思います。
高気密高断熱といった高性能住宅へのニーズは高まる一方ですが、その価格は一般の購入層にとって手の届かないものとなりつつあります。(金持ちの娯楽)
「年収の5〜6倍が適正、頑張っても7倍」という感覚は非常に現実的で、年収600万円の方にとって4000万円の物件ですらギリギリの線でしょう。そこに諸費用が加わると、最近の建売住宅では4000万円後半が主流という現状を考えると、多くの方が予算オーバーを感じているはずです。ましてや、自由設計が魅力の注文住宅は、さらに高嶺の花となりつつあります。。
一度上昇した住宅価格が容易に下落するとは考えにくく、このまま5000万円台が新築住宅の主流となる可能性も否定できません。これは、これまでのように誰もが気軽に家を買える時代が終わったことを意味するような気がします。
このような厳しい状況を乗り切るためには、購入者一人ひとりの意識改革、すなわち「施主力」が必須となります。
より良い物を安く買うために効率よく情報を収集し、フットワーク軽く足を運び、家づくりを進めるしないないと思います。
金利の低い住宅ローンを徹底的に探し、少しでも条件の良い土地や建物を見つけ出すための情報収集能力。そして、複雑な家づくりにおいて悪質な業者に騙されないための知識と交渉力。SUUMOなどの住宅情報サイトを日々 チェックし、自ら積極的に学び、行動する姿勢が、これからの家づくりには求められるのです。無料見積一括請求サイトでも何でも貪欲に行動する姿勢が大事な気がします。行動して、はじめて分かる部分もあると思うので。
以上です!
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