こんにちは。ぽよよ先輩です。
簡単に自己紹介します
- 30代の会社員 (理系大学院→メーカーの開発)
- ローコストメーカーで家づくりを経験
- 家づくりで良かった点、後悔した点、失敗した点などの自分の経験を踏まえたアドバイスをこれから家づくりをされる方へ向けて、「家づくりの引き継ぎガイド」としてまとめ中
今回は土地の探し方について、
「いい土地が見つからない!」
と悩んでいる方に向けて、
土地の探し方および購入の方法
について書いていきます。
この記事を書いた背景
ぽよよ先輩は家づくりにおいて
「何が一番苦労し、時間をかけましたか」
と聞かれれば、
迷わず「土地探し」と答えます。
希望の土地がなかなかでず
ようやく見つけたと思いテンションがあがり
ワクワクしながら調べてみると
条件の悪さに落胆することが度々ありました。
また土地を購入しようか迷っているうちに
他の方に先に購入されてしまったこともありました。
何よりいつまで待ち続ければいいのかという
先の見えない状態が一番辛かったです。
今回はそんな状態の皆さんの助けになればいいと思い
この記事を書きました。
この記事を読むメリット
今回の記事は
土地の探し方および購入の手順
を解説しています。
メリットとしては以下の3点あります。
- 頭の中でなんとなく理解していることが整理され、スッキリした状態で土地探しをおこなうことができる。
- 「掘り出し物」「未公開物件」等の胡散臭い話・情報にだまされなくなり、時間を無駄にすることがなくなる。
- 「いい土地か悪い土地か」および「土地の適正価格」が分かり、いざ物件がでてきた場合に失敗することなく、いち早く購入することができる。
結論
結論からいいますと
いい土地を購入するためには
以下の5つの項目を順番に実行します。
土地探しの裏技を期待して
読まれた方にはすみませんが
土地探しに裏ワザはありません。
ただ裏ワザはなくても
相場感を養って根気よく続ければ見つかります 。
- 購入のために必要な前準備をする
- 希望のエリアをポータルサイト(アットホームおよびスーモがオススメ)で調べ、新規物件を毎日見る
- 希望の土地がでてきた瞬間、資料請求&現地見学をおこない、物件チェックをする
- ただちに買い付け申し込み書を書く、相場からずれている場合は値下げ交渉する
- 契約する
それでは各項目について
解説していきます。
購入のために必要な前準備をする (1番目)
希望の土地がでた場合に備え
土地をすぐに買えるように準備します。
具体的には以下の項目を抑えておければ
OKと思います。
- ローンの組める金額を確認する。
- 建物と土地の予算の割り振りを確認しておく。
- 契約時に支払う頭金を現金で用意する。
- 希望エリアの過去の土地の売買結果を確認し、おおよその相場を知っておく。
- 実印を用意しておく。
希望のエリアをポータルサイト(アットホームおよびスーモ)で調べ、新規物件を毎日見る(2番目)
そのために全物件をチェックします。
また新規物件を毎日チェックします。
「毎日チェックするなんてめんどくさい」
と思った方がおられるかもしれませんが
相場感を養成するためには
物件を見続けることが一番だと思います。
(物件の9割はカモ物件と思ってください!カモにされないためにも相場感の養成は重要です。)
スーパーでの食材の目利きのように
毎日土地を見続けることで
徐々に養われると思います。
土地も食材も同じように
1点ものでひとつひとつ条件が違いますので
見続けることで
「いい土地か悪い土地か」
目利き能力がつくと思います。
値引きをするためにも
土地の相場感が重要ですので
物件を見続けてください。
そのうちに土地を見る目が養われてきて
- 掲載が残っている物件(売れ残っている物件)
- 掲載が消えてしまう物件(売れた物件)
の違いが分かってくるはずです。
ぽよよ先輩は
アットホームとスーモ
を使用してチェックしていました。
いくつかポータルサイトがありますが
この二つでほぼ物件がカバーできるので
この二つで十分かと思います。
希望の土地がでてきた瞬間、資料請求&現地見学をおこない、物件チェックをする(3番目)
希望の土地がでてきた瞬間
購入していいかどうかを確認をしましょう。
いい土地は他の方も買う可能性があるために
スピードが命です。
確認ポイント
- 基本情報再確認 (建ぺい率、容積率、用途地域、ハザードマップ、私道の有無、前道の幅)
- 境界確定のされているか
- 越境はないか。また将来トラブルになりそうな越境物はないか(くずれそうな塀、植物等)
- 上下水道、ガス、電気の引き込みの有無を確認。
- その土地で建てたい建物が予算内に収まりそうか。(建てたい住宅会社に相談必須)
- 車を持つ場合は電柱、歩道切り下げする必要があるか確認。
- 登記簿で所有者を確認。
- 擁壁の有無を確認。擁壁は特に注意が必要。
確認する項目が多いと
思った方がいるかもしれませんが
このあたりは慣れていくうちに
簡単にチェックできるようになりますのでご安心ください。
確認ポイントの詳細については
こちらの記事で解説していますので
気になった方は併せてお読みください。
ただちに買い付け申込書を書く、相場からずれている場合は値下げ交渉する(4番目)
条件がよければ
ただちに買い付け申し込み書を提出します。
買い付け申込書は意思表示のような書類です。
この時点で購入金額を書く必要があるので
値引きをする場合はこの時点で書きます。
契約する(5番目)
重要事項の説明を受けて
契約します。
この段階に来ると特にすることは何もありません。
当日は重要事項の説明を受けます。
契約の日は何もしなくてもいいように
契約書のたたき台を不動産屋に事前に送付してもらい目を通すことをお勧めします。
まとめ
土地を探し方・買い方は
以下の5個の手順で進めることをオススメします!
- 購入のために必要な準備をする。
- 希望のエリアをポータルサイト(アットホームおよびスーモがオススメ)で調べ、新規物件を毎日見る。
- 希望の土地がでてきた瞬間、資料請求&現地見学をおこない、物件チェックをする。
- ただちに買い付け申し込み書を書く、相場からずれている場合は値下げ交渉する。
- 契約する
裏技を期待して読んだ方はがっくりしたかもしれませんが
「相場感を養って根気よく探し続ける」
これに尽きます。
不動産屋さんに依頼しなくても
自分で土地を探すことは十分可能です。
土地探しにおいては美味しい話はなかなか回ってきませんので、自分から動くことが大事と思います。
もし美味しい話が回ってきたら、ラッキーぐらいの感覚がちょうどいいと思います。
あと一歩で他の人に購入されたという方は
目の付け所は間違っていなかったということです。
もう少しで見つかります!
ぽよよ先輩は一年近く探し
計20件近くは現地を確認しに行きました。
3件ほどタッチの差で
他の人に買われた経験もあります。
それでも根気強く続けた結果
希望のエリアで形の良く、日当たりのよい物件を100万以上値引きして購入することができました。
ぽよよ先輩の感覚としては
3ヶ月に1度興味のある物件がてできて
買ってもいいなと
本格的に検討する物件は
1年間に1度あるかないかです。
ただ物件は出てきますので
安心ください!
それでは皆さんの土地探しが成功することを祈っています。
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