転職活動中、リモートワークが可能かどうかは重要な条件ですよね。通勤時間を考えると、リモートワークは魅力的に映ります。私自身も以前、職場が遠かったため、リモートワーク可の求人を探して転職しました。
しかし、実際にリモートワークを始めてみると、想像とは異なる現実がありました。
理想と現実のギャップ:見えない壁にぶつかるリモートワーク
リモートワークは確かに魅力的です。満員電車に揺られることもなく、好きな場所で仕事ができる。しかし、日を追うごとに、私はある不便さを感じ始めました。それは、社内手続きの複雑化と細かなコミュニケーションの取りづらさです。
ちょっとした確認事項でも、チャットツールでメッセージを送り、相手からの返信を待つ。対面なら一言で済むようなことも、文字に起こす手間が発生します。もちろん、スムーズに解決するケースも多々ありましたが、特に転職直後の私にとっては、この「見えない壁」が想像以上のストレスでした。
新しい環境に慣れ、業務フローを把握する時期に、直接質問したり、隣の席の人に気軽に声をかけたりできないのは、精神的にも大きな負担でした。結局のところ、「やはりオフィスに出社した方が、仕事はスムーズに進む」ということを痛感する日々でした。
【私の結論】リモートワークでも「会社の近く」がベストな理由
私の経験から強く言えるのは、たとえリモートワークが可能であっても、会社の近くに住むことを強くおすすめします。
リモートワークが「可能」であることと、「常にリモートワークで完結する」ことは全く別物だと知りました。時には出社が必要なミーティングがあったり、チームビルディングのためのイベントがあったり、あるいは気分転換に出社したい日もあるかもしれません。会社が近ければ、いざという時に柔軟に対応できますし、物理的な距離が心理的なハードルを下げてくれます。
遠方に住んでしまうと、いざ出社となった時の負担が大きく、「やっぱり遠いから無理」となってしまう可能性が高いです。私の場合はまさにそうでした。
リモートワークは素晴らしい働き方ですが、すべてを解決する魔法ではありません。特に新しい職場でスタートを切る際には、メリットとデメリットをしっかりと見極め、自分にとって本当に快適な働き方を選ぶことが何よりも大切だと、身をもって学びました。
以上です!
自己紹介
30代半ば、2児の父。メーカー開発→インフラ事業企画へとキャリアを歩み、転勤&目先の給料UPに惹かれて転職したものの、仕事に苦しむ日々…。そんな私が唯一夢中になれたのが「家づくり」でした。
家づくり期間中は、毎日定時ダッシュで帰宅。仕事の開発は片手間に?、仕事で培った分析力を家づくりの研究にフルコミット!情報収集・見積もり交渉・住宅性能の比較など、施主視点での試行錯誤のすべてをこのブログにまとめています。
ちなみに育休は合計2年間取得。送り迎えから保育園会長までつとめています。(育児も本気!)
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