こんにちは。ぽよよ先輩です。
簡単に自己紹介します
- 30代の会社員 (理系大学院→メーカーの開発)
- ローコストメーカーで家づくりを経験
- 家づくりで良かった点、後悔した点、失敗した点などの自分の経験を踏まえたアドバイスをこれから家づくりをされる方へ向けて、「家づくりの引き継ぎガイド」としてまとめ中
今回は建築条件付き土地の注意点について
実際の体験談をもとに説明します。
こんな人に読んで欲しい
- 建築条件付き土地って何?
- 建築条件付き土地って買って大丈夫?
- なんとなく分かるけど、どこに注意すればいいのか分からない。デメリットある?
この記事は上のような方に向けて書いていきます。
ぽよよ先輩は建築条件付きの土地の購入を検討している際に、危うくトラブルになりかけた経験があります。
この記事を読むメリット
建築条件付きの土地の注意点が分かり、建築条件付きの土地でおこりやすトラブルを避けることができます。
結論
結論から言いますと
建築条件付きの土地の注意点は
建築条件付き土地の解説
まず建築条件付土地について解説していきます。
建築条件付土地とは
以下の条件をつけて
土地の売買契約することです。
- 売主が指定された住宅会社と
- 決められた期間(通常は3カ月程度)
に建築請負契約を結ぶ条件のことです。
もし期間内に売主が指定された住宅会社と建築請負契約が成立しない場合は
土地の売買契約も成立せず
土地の売買で支払ったお金が全額買主に返還されます。
メリットとしては
ある程度は自由に
- 間取り変更
- 仕様変更
ができることです。
デメリットとしては
決められた会社でしか建物が建てられないので
自分の希望どおりの家づくりができない可能性があることです。
土地と建物を同時に契約することを進めない理由
「どうして土地と建物を同時に契約することがやばいの?」
と思った方がいると思うので簡単に説明します。
土地と同時に建物の契約を結んでしまうと
仮に違う会社に変更したいと思ったとしても
契約を既に結んでしまっているので
建築会社を変更する場合は
一方的な契約破棄となり
違約金を支払う必要がある場合があります。
「自分たちは建物についてはあまりこだわりないし、性能もそこそこの家でOK!!
契約後に変更しないと思うから大丈夫!」
と思っている方は要注意です。
建築条件付きの場合は土地に魅力があり
立地重視で購入される方が多いと思います。
「検討している土地が売れてしまったらどうしよう」
と焦り
建物まで詳しく調べずに
同時契約を結んでしまった場合は
家の詳細を詰める段階で
「自分の家の性能が低い割に値段がそこそこする」
と気づいても取り返せないケースがあります。
建築条件付きの建物は
性能が極端に低い家があります。
並みの性能の家にしようと思うと
結局割高になるケ-スがありますので
注意が必要です。
ではどうすればいいのか?
ではどうすればいいのか?
契約とは何かを決めることなので
曖昧な状態で契約することは厳禁です。
- いつ(工期)
- 何を(仕様書、図面)
- どのぐらい(見積書)
がバシッと決まってから契約することです。
もう少しいえば
土地の契約を結ぶ時点で
建物の仕様の詳細までの見通しが立ってから
土地を契約することがベストです。
偉そうなことを書いてきましたが
実はぽよよ先輩も曖昧な状態で
同時契約を結ぶ直前までいきました。
だからこそこの内容は
是非皆さんに知っていただきと思い記事にしました。
参考までに ぽよよ先輩の失敗談を紹介
参考になればと思い
最後に
ぽよぽよ先輩の失敗談
を紹介して終わります。
立地に惹かれ建築条件付きの土地の物件について
検討を進めているときの話です。
今後のスケジュールについて
軽く聞いてみたところ
建築条件付きはあまり詳しくないのですがまず土地の契約を結んだあと、建物の契約を結ぶ流れですか?
通常は建物契約も土地の契約の日に結びますよ~
うちでは建物契約も土地の契約の日に結ぶことになっています
???
まだ建物の詳細が決まってない状況で契約を結ぶの不安なのですが。。
といいますと?どのあたりが不安なのでしょうか?
建物の内容で不安な部分があれば、私がお付き合いさせていただきますよ。
あくまで契約相手を決めていただく程度に思っていただけば、後からいろいろ変更できますので。
あまり詳細を詰めていない場合で契約を結んでしまえば、後から変更できるのか不安で
大丈夫ですよ。あとから変更できます。
後から間取りも変更できますし、3階建てへと変更も可能です。
とりあえず契約していただければ、後から変更できるので、そこは信頼ください。
変更した金額とかどうなるのですか
同時に契約しないといけないですか。
土地を契約したあとに、もう少し詳細が決まってからではダメですか。
土地と建物は同時でないとダメです。
追加の金額は増えた坪数×○○万です。
それより、人気の物件なので、売れるかもです!!
このあと2組この物件に案内がありまして。。
とりあえずいつ契約日にしましょうか。○月○日とかいかがですか。
とこんな感じでした。
内容が決まっていないのに契約?
契約後の設計変更等により
大金を背負うリスクがある状況での契約は
こちらとしては不利すぎる条件です。
今冷静に考えれば断ることができますが
土地の欲しさから
危うく建物と土地を同時契約するところでした。
土地の契約を結ぶ前に建物の詳細を確認し
「建物が割高で性能が低かった」
とぽよよ先輩は判断したために
この物件はお断りさせていただきました。
こういうケースはあるあるかもしれないので
皆さんお気をつけください。
まとめ
建築条件付きの土地の注意点
建物の詳細(金額、間取り、仕様、時期)が曖昧な状態で
土地と建物を同時に契約することは危険です。
今後建築条件付きの家を購入される場合はご注意ください。
以上です。
それでは皆さんの土地探しが成功することを祈っています。
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