今回は個人年金について書いていきます。
個人年金は損?

入社後、深く考えずに個人年金へ加入していました。
しかし、年齢や現状を見つめ直す中で、「このお金を積立NISAに回したほうが優先順位が高いのでは?」と感じるようになり、途中で辞めたいと思っていました。
個人年金の商品自体は元本割れしない設定になっているのですが、その分利回りが非常に低く、銀行の定期預金レベルだったことに驚きました。
ただし、解約すると元本割れのリスクが発生します。
解約して元本割れを覚悟しても、積立NISAなどの投資で60歳時点までに回収する可能性は十分ありましたが、「元本割れの損を確定させたくない」という心理が働き、解約するのをためらっていました。
払済保険への変更という選択肢
そんな中、「払済保険」 という方法があることを知りました。
この方法は、毎月の保険料の支払いを停止しながらも、契約自体は継続する仕組みです。
ただ、各保険会社によって払済保険に変更した際の具体的なリターンは非公開で、問い合わせても詳細を教えてもらえません
(ホームページにもほとんど情報がないです)。
正直、情報のなさに驚きました。
私の場合、払済保険に変更しても元本割れはしない程度であることが確認できました。
保険会社によれば、「払済保険にするとプラスにはならないが、マイナスにもならない」程度のリターンだそうです。(こっそり聞きました。)
実際の手続きと注意点
私が契約しているプランでは、契約から10年後に払済保険へ変更可能 という条件がありました。
このタイミングで変更することで、税金控除の恩恵を受けつつ、支払いを停止する形にできます。
解約を迷っている方には、この「払済保険」という選択肢を頭の片隅に置いておくことをおすすめします。
どのようなリターンが期待できるかは契約内容やタイミングに左右されるため、保険会社に確認してみると良いでしょう。
まとめ
個人年金について「損かも…」と感じている方は、解約以外にも選択肢があることを知っておくべきだと思います。
特に、払済保険の制度を活用すれば、元本割れを回避しつつ保険契約を維持できるケースもあります。
積立NISAなど他の投資との優先順位を見極めながら、自分にとって最良の選択を考えてみてはいかがでしょうか?
以上です。
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