かつて、管理職の方々を見て「あのくらいの収入が得られるなら、仕事も頑張れるだろう」と考えていた時期がありました。しかし、今の私はその考えを撤回します。たとえ高収入を得ても、今の環境では難しいと感じています。(笑)
〇経緯
以前は年収600万円程度の会社に勤めていましたが、転職を経て、現在は年収1000万円を超える、いわゆる「ホワイト企業」に身を置いています。残業時間は月20〜30時間前後、繁忙期でも45時間程度と、悪くはない労働環境です。もちろん、私が所属する部署は非常に忙しく、なかなか休暇を取得することが難しい状況ですが。(とは言え、有休取得ノルマはあります。笑)
〇辞めたい理由
1.周囲のモチベーションとのギャップ
年収1000万円を超える超絶ホワイト企業でありながら、周囲のメンバーの仕事に対する意識が非常に高く、まるで「セルフブラック企業」のような雰囲気です。ワークライフバランスは制度としては整っているものの、「ワークがあってのライフ」という認識が強く、会社から支給されたスマートフォンを業務時間外でも自主的に常にチェックするのが当たり前という人がほとんどです。。
プライベートよりも仕事を優先する価値観が強く、上司にもよりますが、共働き率が低いこともあり、休暇を取りにくいと感じます。会社全体として、そのような働き方が当然という風潮がありますが、決して普通ではないと感じています。
優秀な企業では、ワークを第一に考え、効率的に働くために休息を取るという考え方が一般的だと聞きますが、私には少し息苦しいです。。
2. 頭の回転が速い上司からのプレッシャー
有名大学出身で、管理職になるためにハードな仕事経験を積んできた優秀な上司が多数在籍しています。(笑)大企業であるため、承認フローが確立されており、的を射た指摘や鋭い質問が次々と飛んできます。以前の会社では何とかごまかせていたようなことも、ここでは全く通用しません。(笑)常に高いレベルでの思考と対応が求められるため、プレッシャーを感じています。
3.専門領域との若干のずれ
現在の業務分野は、私のこれまでの専門領域と完全に一致しているわけではありません。ある程度重なる部分はあるものの、新しい知識やスキルをキャッチアップする必要があり、そのフォローアップに苦労しています。。
年収1000万円という高収入は、確かに生活にゆとりをもたらす可能性はあります。しかし、私のように「仕事はほどほどに、自分の時間を大切にしたい」と考える人間にとっては、必ずしも理想の環境とは言えません。。
やはり、そこそこの給料で自宅に近い会社に勤めるのが、自分にとって一番幸せな働き方なのかもしれません。
もっとも、以前の会社にもそれなりのストレスはあったため、もし「前の会社に戻りたいか?」と聞かれたら、正直なところ微妙ですが。。
以上です!
コメント