所謂、大手企業に勤めていますが、幸せか?聞かれれば、全然そんなことはなく、現実は想像以上にカオスです。(そこそこ病んでいる人が多いです。)
特に管理職世代には、休日出勤や残業を当然とする、いわゆる“ゴリゴリ”の猛者たちが少なくありません。
理不尽がまかり通る世界でもあり、それが大企業のリアルなところです。
大企業に関わらずかもしれませんが、病むのは、優しい人や繊細な人です。
まさに「いい人から潰れていく」というおかしな現象が起こります。
どんなに仕事ができる人でも、クラッシャー上司に当たればひとたまりもありません。
これまで何度も目の当たりにしてきました。
実際すごく仕事のできる人でも指摘の多い、パワハラ気質の上司のもとで休職してる人もいました。
逆に、大企業で生き残るのは、声が大きく、人に仕事を押し付けることができるタイプかもしれません。
「いい大学を出て、大企業に入るのが正解」という風潮は根強いですが、実際の大企業は、天国と地獄が入り混じるカオスの状況です。
部署異動は避けられず、誰もが一度はクラッシャー上司と遭遇する可能性があるのです。
これは大企業に限った話ではありませんが、大企業の管理職は、頭の回転と体力がMAXレベル。
そして、信じられないほど粗探し(ご指導?)上手です。
一方、高学歴な人は、学生時代に怒られた経験が少なく、失敗にも慣れていません。
それゆえに、大企業という環境で、以下のような理由から追い詰められやすいと考えられます。
理由1:怒られ慣れ、失敗慣れしていない
プライドが高いゆえに、些細なミスや叱責を重く受け止めてしまう傾向があります。
理由2:記憶力の良さが仇となる
過去の失敗をいつまでも鮮明に覚えてしまい、なかなか気持ちを切り替えられません。
理由3:頭の回転の速さが裏目に
理不尽な状況にすぐに気づいてしまい、納得できないまま抱え込み、精神的に疲弊してしまいます。
もちろん、ただ耐えるだけではありません。
私なりに見つけた、大企業で生き抜くための対処法をご紹介します。
対処法
1. 逃げ道としての転職活動
転職サイトに登録するだけでも、心理的な負担は軽減されます。
「毎日ここにいなければならない」というプレッシャーから解放される効果は絶大です。
意外かもしれませんが、転職によって年収アップの可能性も十分にあります。
2. 安心材料としての貯金
もしもの時に会社を辞めても生活できるだけの貯蓄があれば、心の余裕が生まれます。
NISAを活用して、コツコツと資産形成をしておくことを強くおすすめします。
3. 理不尽な相手には攻めの姿勢も重要
世の中には弱い者いじめを無意識にするような人もいます。
「この人には何を言っても大丈夫」と勘違いされないよう、毅然とした態度で自分の領域を守ることも大切です。
とはいえ、安易に逃げすぎることは、自分の成長の機会を奪い、新たな環境でも同じ問題を繰り返す可能性があります。一時的な苦痛なのか、構造的な問題なのかを見極める冷静さも必要です。。難しいところですが、、
結局のところ、大企業に残る最大の理由は「給料が良い」という一点に尽きるのかもしれません。
以上です。
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