今回は年収1000万円稼いだリアルな感想について書いていきます。
転職に成功したことで、念願の年収1000万円に到達しました。しかし、正直なところ、まったく充実感はありません。世間では「年収1000万円は勝ち組」「人生あがり」といった声も聞かれますが、実際に経験してみると、手放しでおすすめできる状態ではないと感じています。。
〇高収入がもたらす「見えない負荷」
残業時間は月20~30時間程度と、数字だけ見ればそこまで多くないかもしれません。しかし、年収1000万円を稼ぐ仕事は、業務時間外にも仕事のことを考える必要があったり、責任の重さから精神的な負荷が増すことを痛感しています。
当然のことながら、収入が上がれば仕事の負荷も増大します。同じ「しんどい」ことに変わりはありませんが、その質と量が大きく異なります。バリバリと仕事に打ち込みたい人にとっては良い環境かもしれませんが、仕事はそこそこで良いと考えている人には、まったくおすすめできません。「仕事あっての人生」と捉えられる方には、非常に向いているでしょう。
もしかしたら「あなたの仕事が大変なだけでしょ?」というご意見もあるかもしれません。しかし、客観的に見ても、私の現在の仕事はかなり「ホワイト」な部類に入ると認識しています。
〇リアルな手取りと、それでも感じる物足りなさ
高収入を得ながらネガティブな発言をすることに対し、批判の声も覚悟しています。しかし、実際に稼いでみると「思っていたほどの夢のある状況ない」というのが正直な感想です。具体的には、月の手取りは残業代込みで50万円弱、ボーナスは手取りで200万円弱といったところです。
むしろ年収低くても、定時で帰ることができ、自分の生活を楽しむことができるほうが充実感は得られると思います。
転職を検討される際には、もちろん給与も大切な要素です。しかし、極端な給与アップは、かえってご自身の首を絞める可能性もあることをお伝えしたいです。何よりも仕事と生活のバランスが重要だと、身をもって感じています。
〇自己紹介
30代半ば、2児の父。メーカー開発→インフラ事業企画へとキャリアを歩み、転勤&目先の給料UPに惹かれて転職したものの、仕事に苦しむ日々…。そんな私が唯一夢中になれたのが「家づくり」でした。
家づくり期間中は、毎日定時ダッシュで帰宅。仕事の開発は片手間に?、仕事で培った分析力を家づくりの研究にフルコミット!情報収集・見積もり交渉・住宅性能の比較など、施主視点での試行錯誤のすべてをこのブログにまとめています。
ちなみに育休は合計2年間取得。送り迎えから保育園会長までつとめています。(育児も本気!)
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