こんにちは。ぽよよ先輩です。
- 30代の会社員 (理系大学院→メーカーの開発)
- ローコストメーカーで家づくりを経験
- 家づくりで良かった点、後悔した点、失敗した点などの自分の経験を踏まえたアドバイスをこれから家づくりをされる方へ向けて、「家づくりの引き継ぎガイド」としてまとめ中
今回は建売住宅の注意点について解説していきます。
こんな人に読んで欲しい
- 「建売住宅を買っていいかどうか悩む。」
- 「建売住宅は安くて質が悪いかどうか気になる。」
建売住宅の物件を検討されていると
上のような不安をお持ちの方がいると思います。
ぽよよ先輩は注文住宅で家を建てましたが
建売住宅も視野にいれて家づくりを考えていました。
その当時興味のある建売住宅がありましたが
建物の知識がなく買っていいのかどうか漠然と悩んでいました。
この記事は
建売住宅を検討されている方へ向けて
建売住宅の選び方について書いていきます。
この記事を読むメリット
この記事を読むと
建売住宅を選ぶ際の注意点が分かり
営業トークに騙されることなく
効率的に家探しができます。
結論
結論からいいますと
建売住宅は
以下の住宅の性能をチェックして
選ぶことをおすすめします。
- 「長期優良住宅の性能以上」
- 「耐震等級3」 *できれば許容応力度計算が望ましい
この2つを兼ね備えているかどうか見てください。
建売住宅の選び方もまず性能で判断して、絞りこんだ方がいいです。
建売住宅の性能や耐震性は国の基準(長期優良住宅、耐震等級)で判断できます。
または会社の技術を見極めるためにも
「長期優良住宅」と「耐震等級3」は使えます。
建売住宅だから性能が不安という訳は100%なく
きちんと家の実力で判断することが大事です。
ぽよよ先輩的には
この2つを兼ね備えており値段がお手頃であれば
注文住宅よりお買い得物件である可能性もあると思いますので
見つけた方はラッキーだと思います。
これを知らないうちは
どんな性能の低い家でも
その物件の住宅設備等をアピールされ
営業の堂々とした自信満々の営業トークから
逃れることは難しいです。
建売住宅を買っていいかの
チェックポイントがネットにいろいろありますが
肝心の家の性能にはあまり触れられていません。
ちなみに性能を満たしていない物件、会社は
- 「広々大空間のリビング」
- 「最新設備搭載」
- 「安心、信頼の施工技術」
等の表現で性能については避けているケースが多いです。
(根拠のない高性能風のアピールはしていますが。)
長期優良住宅と耐震等級3を備えている物件は値段が高いのでは?
「長期優良住宅と耐震等級3を備えている物件は値段が高いのでは?」
と思われた方へ
今はこの2つをクリアしている会社は珍しくもなく
クリアできている会社は簡単に見つかります。
満たしていない物件を検討されている方は
もう少し他の物件を見てみれば
同じ金額でもっといい家が買える可能性があります。
ねらい目は住宅会社が販売している建売住宅
ぽよよ先輩が家づくりでざっと調べた結果、
不動産会社ではなく
住宅会社が販売する建売住宅は
比較的性能が良い住宅があります。
反対に不動産が販売する建売住宅は
「どこが設計して、どこが施工したか」
かを注意して確認したほうがいいです。
不動産会社から建売住宅を買う場合は
建物の説明も賃貸を借りる時のように
肝心の建物の性能はせずに
間取りと設備の説明だけで終わるケースもありますので
きちんと建物の性能を確認したほうがいいです。
まとめ
以上まとめると
建売住宅のチェックポイントとして、外観、間取り、住宅設備(キッチン、風呂、トイレ、洗面所)も気になると思いますが、
建売住宅もまず建物の実力(性能)で判断してほしいと思います。
家づくりの際に参考にさせていただいた堀部安嗣さんの本の引用になりますが↓
ついつい目がいきがちな設備(キッチン、お風呂、トイレ等の住宅設備)
よりも後から変更しにくい構造の性能(耐震性能、断熱)にこだわって
建売住宅も選んだほうがいいと思いました!
シンプルですが
大事なことなので
書いておきました。
(注文住宅も考え方は同じだと思います。)
これを知らないと、家探しの軸(根拠)がなくなり、その結果として営業トークにのせられて、焦って契約してまうことになりやすいです。
なぜ耐震等級3と長期優良住宅が必要なのか気になった方は別記事に書いておりますので、またお読みください。
(断熱性能にこだわると、長期優良住宅では正直物足りないですが、建売住宅でHEAT20のG2グレードレベルあたりをクリアしている物件はほぼないというのが今の現状ですので、長期優良住宅としました。)
ではこの記事が皆さんの家づくりの役立つことを期待しています。
あとは家づくりにおいては
どの情報を参考にするか
が重要になってくると思います。
そこで家づくりのプロが書いた本を紹介しますので
こちらも参考にお願いします。
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こちらも参考になりますので是非お読みください。
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