今回は実際に経験した打ち合わせの流れについて説明していきます。
はじめに
注文住宅は自由度が高い分、決めることが多いです。
そのため施主もてきぱきと判断して、家づくりを進めなくてはいけません。
担当者によっては決めることやスケジュールが直前になって知らされることがあります。
なんとなくの流れは把握していると思いますが、いざ進めてみると
「この部分どうしますか?次までに決めましょう。」
といったことが起きる思います。
楽しむはずの注文住宅づくりがせかされる形になったり、夫婦間でじっくり話す時間もなく
喧嘩にならないためにも、いつ何を決めるかのスケジュールを事前に確認しておくことは大事です。
- 「いつ何を決めるの?」
- 「打ち合わせの頻度、時間は?」
上のような疑問を持たれているこれから家づくりを計画されている方へむけて
実際の家づくりの流れを書いていきますのでお読みください。
これを知っているだけで自分のペースで納得のいく家づくりができます。
この記事を読むメリット
この記事を読むと注文住宅の流れが分かり
余裕を持つことができます。
そして打ち合わせで楽しむことができ
自分のペースで楽しい家づくりが可能となります。
実際の流れの紹介
注文住宅で決めたことが以下です。
- 契約までに決めたこと
間取り、見積り、オプション - 建築確認申請までに決めたこと
間取りの決定 (窓の位置、種類、大きさの決定)
外壁(種類、色)
屋根、軒天、破風(色)
玄関扉(グレード、色)
玄関タイル(色)
サッシ(色)
外構部分 - 着工までに決めたこと
住宅設備
(キッチン、風呂、トイレ、建具、フローリング、壁紙、洗面所床)
照明
コンセントの位置 - 着工以降決めたこと
表札ポスト
立水栓か散水栓どちらにするか
長いですがこんな感じです。
打ち合わせの一番の山は契約まででした。
それ以降はサンプル見て色を決めるぐらいであっさりと進みました。
契約までにある程度見通しがたっていないと
トラブルになりがちですので契約前に間取り、金額、オプションは確定させておくことをオススメします。
契約まで
それでは順に解説していまきす。
打ち合わせで一番大事な段階の1番の契約までです。
ここでは
- 設計
- 金額
- オプション
を決めます。
打ち合わせは週に一度で二時間程度でした。
オプションは契約後ではいいのでは?と思う方がいるかもしれませんが
値引きしてもらうために契約前に検討必須です。
注文住宅の値引きについては以下に記事を書きましたので、興味もある方はお読みください。

他の記事でも書きましたが家づくりは契約まで9割決まります。
大変ですが、後は楽になります!
外構部分は金額が大きく動きますので、ここである程度詰めておくことを
オススメします。
建築確認申請まで
2番目は建築確認申請までです。
ぽよよ先輩は契約してから1ヶ月後ぐらいに申請をだしたと思います。
申請をだすと原則間取りの変更は不可です。
- 間取りの最終確認
- 窓の位置、大きさの最終確認
- 外壁
- 屋根
- 軒天
- 破風
- 玄関
- 玄関ポーチ
- サッシ
- 外構の確認
を決めました。
(自分の住んでいる地域は外観の条例があるために、この段階で外観の色を決めました。)
この段階ではサンプルを見たりして色を決めていきました。
わりとあっさり決まりました。
ここまでは週一回ペースで打ち合わせを綿密にやりました。
着工まで
3番目は着工までです。
ここでようやく住宅設備選びになります。
- キッチン
- 風呂
- トイレ
- 建具
- フローリング
- 壁紙
- 洗面所床
- 照明
- コンセント
を決めていきます。
ぽよよ先輩はローコストメーカーだったので、既製品のメーカーのカタログから色をきめていく作業でした。
このタイミングでキッチンメーカーめぐりや壁紙メーカーに行きサンプルをもらって
壁紙、洗面所床決めをおこないました。
ここでの山場が
照明、コンセントでした。
ぽよよ先輩は照明が最後まで悩みました。
ぽよよ先輩からのアドバイスですが照明は大事なのでこだわりたい方は契約前にプラン例とざっくりとした金額をもらっておいてもいいかもしれません。
3番に入り打ち合わせもペースダウンしました。
雑談もおおくなり、打ち合わせも和気あいあいとできました。
建築確認申請後から1ヶ月半程度でぽよぽよ先輩は決めました。
3番までで支払い金額も出揃い決めることはほぼ決めました。
着工後
着工後は基本的にすることがないです。
打ち合わせもおこなっていません。
- 外構の表札ポスト
- 立水栓か散水栓どちらにするか
をメールでやり取りしたぐらいです。
まとめ
長々となりましたが以上となります。
1番大変な場面は契約前でした。
それ以降は楽しく打ち合わせができました。

マラソンのように同じペースで進むわけではなく、契約までがひとつのゴールだと思っておいた全力で取り組むことをオススメします。
自己紹介
30代半ば、2児の父。メーカー開発→インフラ事業企画へとキャリアを歩み、転勤&目先の給料UPに惹かれて転職したものの、仕事に苦しむ日々…。そんな私が唯一夢中になれたのが「家づくり」でした。
家づくり期間中は、毎日定時ダッシュで帰宅。仕事の開発は片手間に?、仕事で培った分析力を家づくりの研究にフルコミット!情報収集・見積もり交渉・住宅性能の比較など、施主視点での試行錯誤のすべてをこのブログにまとめています。
ちなみに育休は合計2年間取得。送り迎えから保育園会長までつとめています。(育児も本気!)

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